デッサン力を付けるには、繰り返し繰り返し描き続けることが大切です。しかし、ただ漠然と描き写すだけでは、力を付けることは難しいです。デッサンは絵を描くことだけではなく、すべての造形に繋がります。デッサンで基礎力をしっかり付けるには、しっかりとした目的意識が必要です。
デッサンをする時に、見たままを紙に描き写してばかりいると、本当の意味での基礎力は身に付きません。もちろん、最初の頃はとにかく目の前のモチーフに集中し、その通りに描く練習を繰り返すことはいいことです。
集中力を養い、バランス良くモチーフを捉えることはデッサンの基礎でもあります。しかし、ある程度のレベルになると、次の段階に進まなくてはいけません。それは、漠然と描くのではなく、モチーフの要素、構成を理解し、描くということです。
例えば、英語を学習する時は、まず聞いたことをそのままリピートし、繰り返すことで英語に慣れ、発音がきれいになります。しかし、何も考えていなければ、そこから上達することは難しいです。耳が慣れ、フレーズを繰り返すうちに単語の意味や文法を意識し、文章の構成を考えるようになると、グンと実力が上がるのです。
デッサンも同じで、ただ描き流すだけではいけません。モチーフの要素を理解し、構成することを意識しながら描くことを心掛けましょう。
「思っていたイメージとかけ離れてしまった」など、最初に自分が考えた作品イメージと全く違う仕上がりになってしまうということはよくあります。
思った通りに仕上げるには、カタチにする実力が必要なため、その力がないと自らが望む仕上がりにすることは難しいです。では、自分のイメージをしっかりカタチにするにはどうすればいいのでしょうか?
どの世界でも模写することで学ぶことは多いです。芸術の世界でも同じで、自分のイメージに近い巨匠の作品を模写すれば、造形要素や構成手法などあらゆることが勉強になります。そうして学んだ方法を自分のイメージと照らし合わせ、再構成することで思い通りの作品に近づけるでしょう。
抽象的な作品テーマの場合、イメージをカタチにすることが難しい場合があります。例えば、「喜び」について描く場合は、何通りものイメージを思い浮かべることができるため、なかなか1つのイメージに絞り込んで描くことが難しいです。
したがって、作品テーマを決める際は、喜びから連想される「子供や家族の笑顔」など、具体的なイメージをセレクトした方が良いでしょう。その次は、作品テーマに沿って取材を行います。実際に作品テーマに合わせて、写真や動画などを撮ることで、五感が刺激され、そこから多くのヒントを得られるでしょう。
絵を描くことは、見たままを描くことだけではなく、五感を刺激することでより上達します。それは絵を描く以外にもあらゆる分野の基礎となります。堺市で絵画教室に通い、自らのデッサン力を高めてみませんか?
堺市で絵画教室に通う際は、礒貝文子絵画教室にご連絡ください。堺市で幼稚園の子供から大人まで絵画を学ぶことができるクラスをはじめ、美術系高校・大学進学を目指している学生のための受験クラスなど、様々なニーズに対応するクラスをご用意しております。
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