美大の推薦入試では、ポートフォリオの提出が必要になることがあります。余裕と自信を持ってポートフォリオを提出するためにも、早いうちから自分の作品をたくさん作成し、デッサン力などを鍛えておくことが重要です。そこで今回は、美大入試におけるポートフォリオとはどのようなものかを解説し、具体的な作成方法を併せてご紹介します。
美大入試では、推薦で受験する場合、ポートフォリオの作成が必要となる場合があります。まずはポートフォリオとはどのようなものなのか、概要を詳しく見ていきましょう。
美大の推薦入試におけるポートフォリオとは、自分のデッサン力やアイデアなどを示す作品集のことを指します。これまでにどのような作品を制作してきたか、美大側に見てもらうための資料と考えておくとわかりやすいでしょう。
当然ながら、ポートフォリオの出来は推薦入試の合否に大きく関係してくるといえます。事前にポートフォリオを作成して入試に備えることが、志望校合格の可能性を高める重要なポイントになるのです。
推薦入試では、一般入試と比べて自分自身をアピールすることが重要です。そのため美大の推薦でポートフォリオの提出を求められたとき、提出する作品がほとんどなければ、自分をアピールできるポイントは当然ながら少なくなってしまうでしょう。
もちろん、ただ作品の数が多ければよいというわけではありませんが、自信を持って人に見せられる作品が充実しているに越したことはありません。推薦入試の出願が迫る時期になってポートフォリオの準備を始めたのでは時期的に遅い可能性もあるため、志望校の募集要項は早いうちからチェックしておき、デッサン力やアイデア力などを鍛えてポートフォリオ提出に備えましょう。
美大の推薦入試で必要となる場合が多いポートフォリオについては、まずしっかりと作品を見てもらうためにも、作成方法を詳しく知っておく必要があります。
美大入試のポートフォリオは、画集をイメージして作るとわかりやすいでしょう。見る側も確認しやすくなります。基本の構成は、以下のような形です。
美大の入試要項などを確認しながら、まずは構成をまとめていきましょう。
最初に目に入ってくる表紙は、印象に残るデザインにしましょう。悪目立ちするのではなく、自分自身の個性や世界観などが自然と伝わる表紙だと評価に繋がります。
ポートフォリオで目次を用意しておくと、気になるページにすぐ飛べるのでわかりやすいです。美大の推薦入試を受ける生徒はたくさんいるため、1ページずつ丁寧にポートフォリオを見てもらうのは難しいでしょう。だからこそ見たいページをすぐ参照できるように、目次を用意しておくことは重要なポイントです。
CVとは、自分自身の美術活動をわかりやすくまとめた資料といえます。自己紹介・自己アピールを含めて、受賞歴や活動歴を載せておくのが一般的です。
作品はジャンルごとに分けて載せるのがわかりやすいでしょう。自分が希望している学科・専攻を最初に持ってくると、より伝わりやすいのでおすすめです。そして実際に載せる作品は、学科・専攻にマッチした作品で自信のあるものをピックアップするようにしましょう。ただし、一つのジャンルのみでは実力がわかりづらいため、基礎的な実力を示すポイントとして、デッサンなども必ず含めるようにしてください。
美大の推薦入試では、ポートフォリオの提出が義務付けられていることが多いです。ポートフォリオは自分をアピールする材料になるため、作品が充実していてわかりやすくまとめられているのが望ましいです。礒貝文子絵画教室では、美大入試のためのポートフォリオ作成についても徹底的にサポートいたします。美大受験クラスでデッサン力を高め、美大の推薦入試合格に備えましょう。
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