大阪の絵画教室で油絵を習いたい方、美大・芸大の受験対策のために技術や表現力を学びたいとお考えの方はいらっしゃいませんか?絵画教室で学べる絵の種類は数多くあり、中でも油絵は表現の幅が広く、絵画を本格的に学びたいという方にも人気です。また、絵画教室は美大・芸大の受験対策に役立ちます。
ただし、上手くなることだけを目指していては、必ずしも高評価につながるとは限りません。ここでは、油絵の特徴と絵画の評価基準についてご紹介いたします。
絵画教室で学ぶことができる「油絵」。油絵にはどのような特徴があるのかを見ていきましょう。
水彩絵の具は、絵の具を水で溶いて濃淡をコントロールします。一方、顔料と乾性油が混ざって作られている油絵の具は、水の代わりに油で溶いて絵の具の硬さをコントロールするのが特徴です。厚みを出したい、塗り重ねたいというときは、混ぜる油を少なくして硬いままで使います。
反対に薄く伸ばしたいときは油を足し、できるだけ絵の具を柔らかくして使うなど、描きたい表現に合わせて絵の具の状態を変えるのが特徴です。筆のタッチやナイフでの盛り上げなどでできる凸凹のタッチが魅力的で、絵の具の厚みによって生み出される陰影は油絵独特の重厚感・立体感があります。その反対に全く厚みを出さずに描くこともできるため、油絵は好みや表現したい内容に合わせて自由自在なのです。
油絵の具は、水彩絵の具やアクリル絵の具と比較すると乾燥に時間がかかり、実際に指で触れて絵の具がつかないようになるまでには数日かかります。また完全に乾燥させるとなると、年単位の時間が必要だともいわれています。1枚の絵を描き上げるために、描いては乾燥させ、描いては乾燥させを繰り返すため、完成には長い時間がかかるのが一般的です。そのため、複数の作品を同時進行し、乾燥時間を無駄にしないようにしているアーティストも珍しくありません。
マチエールとは、キャンパス・画材などで描き出された質感のことを指します。水彩絵の具と比較すると、油絵の具は多彩な質感が生み出しやすい画材です。水彩なら色を乗せられないようなものであっても、直接描くことができます。
絵の具に絵の具を重ねられるのも、油絵の具の特徴です。複数の画材を組み合わせて作品を作り上げる場合、油絵の具ならアクリルの上であっても絵の具が重ねられます。また、色を混ぜ合わせても濁らないので、透明感のある絵画に仕上がります。
絵画教室で芸大・美大の受験・実技対策をする場合、とにかく上手になることを目指しがちです。しかし、実際の実技では「上手い」だけで高評価につながるわけではありません。
実際に芸大の実技試験では、第一次実技試験に「三つの手」、第二次実技試験に「絵を描く」という問題が出されました。第一次実技試験の場合、基本的な表現力や観察力をチェックしていますが、問題は第二次実技試験です。ただ「絵を描きなさい」というだけで、何を描くかは自由で自分で決めなくてはいけません。そしてそれをどうやって描くのかも自分で考えます。
出題意図は以下のとおりです。
要するに、上手いだけでは合格できない場合もあるのです。
それぞれの美術団体や主催元によって評価基準は異なるため、何を評価されるのかを踏まえたうえで受験・実技対策をする必要があるでしょう。一般的な評価基準は以下の5つです。
これらを意識した対策を講じることが大切です。
油絵の具は、絵画のレベルが一段とアップする画材です。だからこそ、正しい使い方で自分らしさを表現しましょう。また受験・実技対策として絵画教室で学ぶ場合は、ただ単に絵が上手くなることだけを目指してはいけません。上手いことは大前提として、自分らしく描けているか、自分が表現できているかを大切にしてください。
大阪にある礒貝文子絵画教室では、芸大や美大の受験・実技対策を行っております。絵画・水彩画など芸術の世界に飛び込んでみたい、芸大や美大に受かるための対策をしたいとお考えなら、大阪の礒貝文子絵画教室にぜひご相談ください。これまで培ってみた絵画の技術をもとに、美大や芸大の受験をサポートいたします。
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