大阪府天王寺 高石市 和泉市 堺           
日根野の岸和田の礒貝文子絵画教室                 
tell０９０−６３４８−５１６４　　　       

予備校費用の内訳

授業料以外にも、美大予備校ではさまざまな費用が発生します。以下に、おもな追加費用とその内容を示します。

これらの費用に加えて、希望者には以下のような費用が発生する場合もあります。

• 実技模試費：定期的に実施される実技模試の受験料
• 学科対策講座費：美大受験に必要な学科試験対策講座の費用

予備校によっては、これらの費用がセットになっている場合や、割引制度を設けている場合があるので、事前に確認しましょう。

コースの種類と内容

美大予備校では、基礎科・専攻科・入試対策科など、コースごとに目的が異なります。

基礎科は基礎的なデッサンや色彩構成を学ぶコースで、専攻科は専門的な実技を磨きます。入試対策科は、志望校の過去問演習や面接対策を通じて、実践的なスキルを養う講座です。

それぞれのコースで費用や内容が異なるため、自分の目標に合ったコースを選びましょう。

受講期間

美大予備校の受講期間は、志望校や受験科目、個人の学習ペースや生活スタイルによって大きく左右されます。

たとえば、難関大学を目指す場合や、実技に多くの時間を割く必要がある場合は、1年以上かけてじっくりと準備する必要があるでしょう。一方、短期間で集中的に実力を伸ばしたい場合は、短期集中コースなどを利用する方法もあります。

また、高校生活との両立を考えると、現役生は週に数回程度の通学に留め、長期休暇中に夏期講習や冬期講習を受講するケースも。浪人生の場合は、週5日以上の通学で集中的に学習に取り組むケースが多い傾向にあります。

このように、美大予備校の受講期間は一概に決まっているわけではなく、それぞれの状況に合わせて柔軟に選択できます。

その他（教材費や施設費など）

美大予備校では授業料のほかに、教材費や施設費などがかかる場合があります。これらの費用は予備校によって大きく異なるため、事前の確認が欠かせません。

教材費に関しては、油絵具やキャンバスなど、使用する画材の種類や量によって変動します。予備校によっては画材をまとめて購入することで割引が適用される場合もあるため、確認してみましょう。

施設費は、アトリエや自習室などの設備の利用料として発生する場合があります。とくに設備が充実した予備校では、施設費が高額になる傾向があります。

これらの費用を抑えるためには、予備校が提供する割引制度や、画材の共同購入などを利用するのも一つの方法です。

自宅学習とのバランス

美大予備校の費用を抑えるうえで、自宅学習とのバランスを検討することは重要です。ここでは効果的な自宅学習のポイントを紹介します。

予備校の授業と自宅学習をバランス良く行うことで、費用を抑えながら、合格に必要な知識やスキルを身につけられます。

オンライン授業の検討

近年、多くの美大予備校でオンライン授業が導入されています。通学の時間や費用を抑えながら、質の高い授業を受けられる点が魅力です。

たとえば、オンラインで週1回×12週間のコースを受講する場合、入学金や教材費を含めても10万円以下に抑えられるケースがあります。

オンライン授業は、地方在住者や時間の制約が大きい受験生にとって、柔軟な学習スタイルを提供します。しかし、オンライン授業では、講師やほかの生徒との直接的な交流が限定される点には理解が必要です。

対面授業と同じような刺激や競争意識を求める場合は、通学型の授業が適しているでしょう。このように、オンライン授業にはメリットとデメリットの両方があります。自身の学習スタイルや費用などを考慮し、最適な選択をすることが大切です。

志望校や専攻に合ったコース選び

予備校には、志望校や専攻に特化したコースを設けているところが多くあります。

たとえば、東京藝術大学や武蔵野美術大学など、難関国立芸術大学を目指すコースや、グラフィックデザイン・空間デザインなど、特定の分野に特化したコースなどがあります。これらの特化したコースでは、より専門性の高い内容を学べるでしょう。

このように、同じ学科でも、コースによって授業内容や対象となる学生が異なります。希望する進路や目指すレベルに合ったコースを選んでください。

体験授業や説明会で雰囲気を知る

予備校選びでは、資料だけでは分からない授業や雰囲気を、体験授業や説明会を通して肌で感じ取ることが大切です。以下に、体験授業と説明会それぞれのメリットを示します。

これらの機会を活用して、講師との相性や生徒たちの取り組む姿勢、制作環境の充実度などを積極的に確認しましょう。これらの要素を総合的に判断することで、より自分に合った予備校選びができます。

費用だけでなく指導内容やサポート体制も比較

美大予備校は費用面だけでなく、指導内容やサポート体制も比較するのがおすすめです。予備校によって指導方針やカリキュラムは異なります。

志望校の受験傾向に強い予備校、基礎力向上に力を入れている予備校など、自分に合った指導方針の予備校を選びましょう。少人数制できめ細かい指導や個別指導、受験対策講座、ポートフォリオ作成サポートなど、予備校によって強みはさまざまです。

複数の予備校を比較検討し、自分に必要なサポートが充実しているか、指導方針や学習環境は自分に合っているかなどを見極めましょう。後悔のない予備校選びをするために、積極的に情報収集を行ってください。