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・講師コメント 初めてのアクリルでのイメージ画にしては絵具をしっかりと使い力強い作品ではありますが、素材感の描き分けや、絵具の持っている鮮やかさなどの特性を生かしきれず、全体的にくすんだ作品となっています。 背景の処理も自分のイメージを膨らませることがうまくできず、べったりと重たい印象を持たせています。 絵具自身の持っている能力を知ることで表現の可能性を知れば解決できた、とても惜しい作品であります。
・講師コメント 前作に比べ、絵具の鮮やかさが際立っていてとても良い作品になっています。 構成としてもそれぞれのモチーフの特性を生かし、とても活気のある充実した画面に仕上がっています。 画面全体の色彩の統一で見やすく、特に難しい水の表現は抜群の出来になっています。
・講師コメント 初めてのデッサン。 鉛筆の動かし方もままならない、といった感じです。 まだ、それぞれを形としてとらえておれず、線でしか追えていません。 蝋燭の入っているガラス部分は、すりガラス状になっていましたが全く目が追いついていない、手の付け方がわからない、沢山の課題を残した作品となっています。
・講師コメント 与えられたものを自由に配置し描写する静物デッサンの課題。 各モチーフの持っている特性をよく理解し、ダイナミックな構成になっていて、まずはじめのつかみはばっちりです。 それ以外にも見る者の目線の誘導もスムーズにいく構成になっています。 描写の方も鉛筆の持つ黒さがくすむことなく、とても鮮やかでありそれぞれから音が聞こえてきそうなくらいの素材の描き分けができています。 このクラスの描写ができれば関西の大学全般、何処に行っても通用するレベルの作品でしょう。
・講師コメント 鉛筆の持ち方すら知らなかった初めてのデッサン、 モチーフ個々の形を追うのがやっとという感じで、それぞれの質感にはまだまだというところのデッサンになってしまっています。
・講師コメント とても難しい「手」というモチーフを、彼の持つとても繊細な個性でしっかりと仕上げてきた良作です。 一見同じ肌で変化のない描写になりがちなこの課題。 繊細な骨と皮膚との違い、筋肉の這い方、各指の生え方などとてもしっかりとした観察力で見落とすことなく描写ができています。 手首から上に関しては、今にも物をつかみだしそうな仕上がりですね。
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