絵の基礎力をつけるクロッキー
絵力を高めるならクロッキーやデッサンを練習することをおすすめします。絵画教室でも絵の基礎力をつけるためによく用いられている方法です。
クロッキーについて
速描画といって、長くても20分以内にモデルを素早く描いていく方法です。動きのあるものをモデルにしてその特徴を瞬時に把握し、躍動感や印象などを失わずに描くのが目的です。よくスケッチと同じ意味で用いられることが多いですが、設定時間内で描くことが求められるため、静止モデルを描くデッサンとは異なります。
モデルの全てを描くことはできないので、テーマに合ったポイントだけを重点的に描くことになります。絵画教室では、画力上達のためによく行われています。
クロッキーのコツ
クロッキーは、鉛筆や墨・アクリル・ペン・水彩など様々な道具を用いて描きます。始めは自分が感じたとおりに好きなように描いてみましょう。それから少しずつ動きを意識して、体のパーツがどのようにつながっているか、また筋肉の流れ方を観察して描くようにすると、全体を捉えられるようになります。
クロッキーは描き方によっては、シンプルな説明書きのようなモデルになってしまいます。上手く描くコツとしては、線に強弱をつけて描くことがポイントです。強弱のつけ方を意識して描くと奥行きが生まれ、筋肉や骨格の陰影を上手く捉えることで、立体感をつけることができます。
モデルの動きや筋肉と骨格の可動域をしっかりと捉えて、素早く描くポイントを見つけることで、しまりのあるクロッキーを描くことができます。これらのコツを覚えれば、楽しく描くことができるでしょう。
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