絵画の種類と見方
絵画は見たり、描いたりすることで楽しむことができます。
絵画は感性を豊かにできるので、習い事としてもおすすめです。絵画を楽しむ際、その種類や見方を知っていると、より一層楽しむことができます。
西洋絵画と東洋絵画
西洋絵画と東洋絵画の大きな違いは、西洋絵画は自然主義であり、東洋絵画は表現主義ということです。
西洋美術では、遠近法・透視投影の1点透視図法や2点透視図法など、様々な技法を用いて科学的かつ写実性を求めて描かれたものが多いです。
一方の東洋絵画は人間本性に重きを置いた美学が中心で、散点透視や三遠法などを用いて、自由自在に表現したものが多いです。
西洋と東洋では紙の発達に差があり、東洋の方が先に発達しました。そのことで水溶性絵の具を発達させ、墨や膠などの画材が普及しました。西洋では紙が普及する前、木材がよく使用されており、色味を出すために油絵具が重宝されていました。
絵画の見方
美術館などに行くと、西洋絵画・東洋絵画のどちらも見ることができます。初心者の方は絵をどのように見たら楽しめるのか、よく分からないのではないでしょうか。風景を残す方法として写真がありますが、画家は見た風景を「自分を通して見える風景」を描こうとしています。また目で見えたものに加えて、匂いや雰囲気、感情を足して絵で表現しています。このことから絵を見る時のポイントとして、画家は実際の風景を画家というフィルターを通して、どう表現しているかを探ることです。
例えば植物が描かれている絵があり、実際の植物と全く一緒なのかを見てみると、画家の個性が投影されているので違った表現になっています。このような見方をすることで、より絵を楽しむことができます。
見て楽しむことができる絵画は、習い事として自分で描くのも楽しいものです。自分で見た情景を絵として思い出に残すのもおすすめです。大阪にある礒貝文子絵画教室は子どもから大人まで、どなたでも通うことができる絵画教室です。教室は大阪を中心に和泉校、和泉中央校、堺津久野校、高石校などがあります。習い事を始めたいという方は、礒貝文子絵画教室をご利用ください。